SBIホールディングス 第36回個人向け社債(2023年・利率1.28%)

プロの視点

SBIホールディングスが2023年9月に条件を決定した個人向け社債です。年限4年、利率 年1.280%(税引前)、発行額1000億円、格付けA-(R&I)。
SBIホールディングスの個人向け社債(SBI債)は、募集開始から短時間で完売することで知られたリテール調達の代名詞的存在です。証券・銀行・保険からベンチャー投資まで広がる金融コングロマリットの事業資金・投資資金の調達が背景にあり、SBI証券の膨大な顧客基盤に直接販売できることが最大の強みです。発行額も1回で1000億円を超える回があり、個人向け市場では最大級の常連です。
発行された2023年は金利正常化の入り口にあたり、個人向け社債の利率水準と発行件数が切り上がり始めた時期です。条件決定投資家の需要を見ながら、仮条件の範囲内で実際の利率などが確定することです。日(2023/09/08)の4年国債利回りは0.129%(財務省公表)で、本債の上乗せ(対国債スプレッド国債など基準となる金利への「上乗せ幅」のことです。発行体の信用リスクと流動性の対価で、社債の値段の本体といえます。 詳しく見る →)は+1.15ポイントです。なお同発行体債券を発行してお金を借りる企業・政府・機関のことです。債券投資は「発行体にお金を貸す」ことにあたります。の前回の個人向け債は2022年の第31回(4年・1.090%)でした。同一年限で0.19ポイントの上昇は、発行体の変化というより金利環境の変化を映しています。
主幹事は大和/SBI/野村/日興/みずほ/岡三です。

基本情報

発行体: SBIホールディングス (全発行履歴を見る)

利率(年/税引前): 年1.280%(税引前)

償還期間: 4年

発行額: 1000億円

格付け: A-(R&I)

日程・取扱情報

取扱証券会社: (主幹事)大和/SBI/野村/日興/みずほ/岡三

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