基本情報
発行体: 三菱UFJフィナンシャル・グループ (全発行履歴を見る)
利率(年/税引前): 年2.389%(税引前)
償還期間: 10年
発行額: 690億円
格付け: AA-(R&I/JCR)
日程・取扱情報
取扱証券会社: (主幹事)三菱
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プロの視点
三菱UFJフィナンシャル・グループが2025年7月に条件を決定した個人向け社債です。年限10年、利率 年2.389%(税引前)、発行額690億円、格付けAA-(R&I/JCR)。
三菱UFJFGの個人向け債はバーゼルIII対応のTier2劣後債(B3T2銀行の自己資本規制で「補完的資本」に算入できる劣後債です。10年満期・5年後コール(10NC5)が典型で、実質破綻時には元本が毀損する条項が付いています。 詳しく見る →)で、起債発行体が債券を発行して資金を調達することです。の目的は自己資本規制対応(規制資本の調達・借換)です。国内最大の金融グループとして機関投資家生命保険会社・銀行・年金基金など、大量の資金を運用するプロの投資家のことです。債券市場の売買の大部分を占めます。向けでも大量の資本性調達を行っており、個人向けはその調達チャネルの分散先という位置づけです。10年ブレット型と10NC5型をペアで同時発行するのが定型です。
発行された2025年は「金利のある世界」への回帰が進み、個人向け社債市場が発行件数・利率とも拡大していた時期です。条件決定投資家の需要を見ながら、仮条件の範囲内で実際の利率などが確定することです。日(2025/07/15)の10年国債利回りは1.588%(財務省公表)で、本債の上乗せ(対国債スプレッド国債など基準となる金利への「上乗せ幅」のことです。発行体の信用リスクと流動性の対価で、社債の値段の本体といえます。 詳しく見る →)は+0.80ポイントです。高格付けR&IやJCRなどの第三者機関が、発行体の「約束どおり支払う力」を記号で評価したものです。AAAが最上位で、個人向け社債はA格前後が中心です。 詳しく見る →の発行体債券を発行してお金を借りる企業・政府・機関のことです。債券投資は「発行体にお金を貸す」ことにあたります。は上乗せが小さく出るのが通常で、水準の比較は同格・同年限で行うのが基本です。なお同発行体の前回の個人向け債は2024年の第37回(10.33NC5.33・1.303%)でした。
本債は劣後債発行体が破綻したとき、弁済の順位が普通の債券より後回しになる債券です。その分だけ利回りが高く設定されます。 詳しく見る →であり、普通社債とはリスクの中身が異なります。初回コール日を実質的な満期として扱う商品設計の意味は、当サイトの解説記事(繰上償還の仕組み/コールスキップ/事業会社ハイブリッド債)とあわせてご覧ください。
主幹事は三菱です。
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