ソフトバンクグループ 第64回個人向け社債(2024年・利率3.15%)

プロの視点

ソフトバンクグループが2024年11月に条件を決定した個人向け社債です。年限7年、利率 年3.15%(税引前)、発行額3500億円、格付けA(JCR)。
ソフトバンクグループは個人向け社債市場の最大発行体債券を発行してお金を借りる企業・政府・機関のことです。債券投資は「発行体にお金を貸す」ことにあたります。です。機関投資家生命保険会社・銀行・年金基金など、大量の資金を運用するプロの投資家のことです。債券市場の売買の大部分を占めます。市場では同社向けの投資枠(クレジットライン)が既発債で埋まっている投資家が多く、1回で数千億円級の調達を消化できるのは個人市場だけという構造があり、同社が長年かけてこのリテール調達チャネルを育ててきました。投資持株会社として傘下投資(通信・AI・半導体等)の資金需要と既発債すでに発行され、市場で流通している債券です。証券会社の在庫から、募集を待たずにいつでも購入できます。 詳しく見る →の借換のために定期的に起債発行体が債券を発行して資金を調達することです。しており、国内格付けR&IやJCRなどの第三者機関が、発行体の「約束どおり支払う力」を記号で評価したものです。AAAが最上位で、個人向け社債はA格前後が中心です。 詳しく見る →(JCR)は投資適格圏ですが、海外格付会社の評価はより厳しめです。高い利率はその信用リスク発行体が利子や元本を約束どおり支払えなくなるリスクです。債券投資の中心的なリスクで、格付けやスプレッドで値付けされます。の対価です。
発行された2024年は「金利のある世界」への回帰が進み、個人向け社債市場が発行件数・利率とも拡大していた時期です。条件決定投資家の需要を見ながら、仮条件の範囲内で実際の利率などが確定することです。日(2024/11/27)の7年国債利回りは0.793%(財務省公表)で、本債の上乗せ(対国債スプレッド国債など基準となる金利への「上乗せ幅」のことです。発行体の信用リスクと流動性の対価で、社債の値段の本体といえます。 詳しく見る →)は+2.36ポイントです。なお同発行体の前回の個人向け債は2024年の第63回(7年・3.03%)でした。同一年限で0.12ポイントの上昇は、発行体の変化というより金利環境の変化を映しています。
主幹事は日興/SBI/大和/三菱/みずほです。

基本情報

発行体: ソフトバンクグループ (全発行履歴を見る)

利率(年/税引前): 年3.15%(税引前)

償還期間: 7年

発行額: 3500億円

格付け: A(JCR)

日程・取扱情報

取扱証券会社: (主幹事)日興/SBI/大和/三菱/みずほ

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